夏の読書③

終戦の日に読んだのはこれ。先日日帰りで墓参を兼ねて実家に帰ったらこの本が転がっていた。すごい題名の本だなぁと思ったが、独居のおふくろが参考になったと言っていたので、どんなところが参考になったのか知る意味でも、フォローして買って読んでみた。和田秀樹さんというのは僕よりひとつ年が上でほぼ同年代だが、この手の歳をとってどう生きたらいいのかというテーマでたくさん本を出している。死生観が似ているというのか、非常に共感できる。どうせ死ぬんだから、好きなことをやりつくそう。今日という日の花を摘もう。日本人は死ぬことを恐れすぎ。死にたくないと思うほど幸福感は下がる。等々。どれもその通りだと思う。自分ももうすぐ62歳だが、なんかいろいろチャレンジして誰もやらないようなこともやって、普通いけないような会社をみっつもよっつも経験できて、失敗もしたが、いい仕事もしたし、この2年間は独立起業というチャレンジもやっているし、明日死ぬと言われても、結構楽しい人生だったなぁと思える。どれだけ時間が残されているか誰にもわからないが、確実なのは有限であるということ。病気や認知症や介護はいずれ自分にも訪れる現実なので、70代になったら「死に場所」を決めて、あとは楽しくやるに限る。そういう意味で全くその通り!といえる本だ。おふくろがどこに共感したのか、おっかなびっくり今度聞いてみよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です