料理無能力

妻がインフルエンザに罹った。学童保育のお手伝いに小学校に通っているのでたぶんそこでもらってきたのだ。土曜日の夕方から発熱して、日曜日に発熱外来へ。コロナ陰性、インフル陽性の判定。そこでいろいろインフルのお薬をもって帰宅も、熱は上がり、月曜日には39℃に達して、完全に臥せってしまった。昨日は一転回復してきて、飲む薬の威力をまざまざと感じた。いつも三度のごはんをつくってくれる妻が寝込むと途端にいろいろ不具合が出てくる。飲み物、食べ物は外で僕が調達してくるのでなんとか凌げるが、僕が台所に立って自分のごはん、妻のごはんをしてやれればいいが、なにせ料理、台所系は全くの無能力。役に立たない。スーパーに行って食材を見ても自分で料理しないので全く何の連想、発想が沸かない。幼稚園児に漢字を読めと言っているようなもんだ。(最近の幼稚園児は漢字くらい読めるのかもしれないが) 妻が完全に寝込むのは本人が何十年ぶりと言っているくらいで僕は記憶がない。万一先立たれて独居、てなことになると、凡そ自分にはそういう生活力はないということを再認識した。新人類世代と言われた僕らの世代には料理や家事ができない男が多いらしい。あるサイトによれば、その理由として新人類世代の夫が家事ができないのは、3つの背景があるからではないかと私は思っています。① 受験戦争→母親に「家事なんかしないで勉強しなさい」と言われて育った。 ② 働き方がブラックの時代 →残業/徹夜は当たり前の時代、夜の9時10時に帰宅して、土日は死んだように寝ていたし、それが許された。 ③ 妻が専業主婦、パート勤めが多い時代、家事は全部妻がやってくれていた … 確かに。全部あてはまるかも。翻ってもう30代半ばに差し掛かった息子たちを見ていると料理も家事も僕なんかとは比べ物にならないくらいできるししている。妻の教育の効果だ。そうなのよ、わかっているのよ。もっとも僕にできないのは料理だけで、片付けもゴミ出しも掃除もやる。お風呂掃除も庭掃除もできる。できないのは料理だけ。課題は明らかだ。解決あるのみだ。で、どうしよう。はて。

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