異常づくし

昨日NHKをぼーっと観ていたら、フロリダで海水温度が38℃台になったと言っていた。38℃っていったら完全にお風呂の湯舟の温度じゃん。海中で生物が生息するのに適する温度は25～28℃とされていて、お風呂のような温度ではみんな死滅してしまう。現にフロリダの珊瑚礁は壊滅的なダメージを受けるとされている。ここ何百年で最も高温になったと言われる2023年。日本全国で最高気温が連日（！）35℃を超える、てか体感では40℃を超える状態が続いている。異常だ。異常すぎる。マウイの大火もそう。カナダの山火事もそう。南極では大陸周辺の氷が異常に溶けだしているらしい。ここ阿蘇も昼間はむっちゃ暑い。30日平均で最高気温は平年値より1℃も高い。年間で一番暑い時期に平年より1℃も高いなんて。暑いだけでなくムシムシする。お風呂の中も放っておくとすぐカビる。湿気が連年に比べ高いということを肌で感じる。海水温が上がる、大量の水蒸気が上昇して雲になって、あちこちでバケツをひっくり返したような雨になる。完全に熱帯雨林気候のそれだ。「地球に住めなくなる日」という本を読んで震撼したのはコロナ禍の3年前。早くも現実になってきた。