コロナに動じない米英

日曜日の日経朝刊に「国際線、米欧の需要回復 コロナ前の7割に」という記事があって、そのグラフを見て驚いた。欧米は急ピッチで航空機での国際間移動が戻ってきている。しかも、米国と英国。この2国は、コロナでは、感染者率でも死亡率でもダントツ世界ワースト2の2国だ。その2国の人々がむっちゃ国境間移動を始めている。もちろんワクチンパスポートがあっての話だろうが、世界的にはほぼゼロコロナだったよねと間違いなくみなされる日本、中国がいまだに国境を閉じた格好になっているのは、面白いというと語弊があるが、興味深い。こういう弩級の危機でどう考え、どう行動するか、やはりお国柄なのか、政治柄なのか、はたまた別のことなのか、とにかく違う。違いすぎる。アングロサクソンはやはり動いてナンボなのか。またリスクに対する受容性、感応度も日本とは全然違うことをこのグラフはまざまざと見せつけている気がする。これだけ欧米が動き出したら、日本も開けざるをえないんでしょうね。中韓に引っ張られたコロナ前のインバウンドはコロナ後は欧米に引っ張られることになるのかもしれない。

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