つるつる志向

引越で困るのは理髪店。どこかいいとこないかといろいろ探したら、近くに改装オープンしたいい感じのとこがあった。きのうそこで転居後2度目のカットをしてもらったら、前回は気がつかなかった小部屋から男性が出てきてお金を払って帰っていった。カットでもパーマでもなさそうだったから「何してたんですか」と聞いたら「脱毛」だという。男子の脱毛って首都圏にいた3年間、電車の中でずいぶん広告見るようになったなぁとは思ったが、失礼ながら「え、こんな田舎で男子が脱毛?」と思わず店主に咄嗟に口走ってしまった。するとすかさず「いや、きょーび、田舎も都会も若い男子はみな脱毛に必死ですよ」と。え“ーーー、そうなの。知らんかった。さっきの男性は営業職らしいが、腕の毛が客に不潔感を与えるということで脱毛しているらしい。きょーび、腕のみならず、露出する可能性のあるところもそうでないところも徹底的に脱毛に走っていて、その熱は中学生、高校生にも広がっているらしい。いくらかかるのかネットで調べたら、1回が2万円弱で、脱毛完了まで10回くらい通いが必要。結構するじゃん。おカネのない若い男子は脱毛のためにローンまで組むそうだ。最近の若い人はモノへの執着がなくなったとかいうが、こういうのにはカネに糸目をつけないのね。確かに東京五輪で金メダルとった体操の若い選手はつるつるだった。体操に限らず若い男子アスリートは結構最近そうらしい。脱毛は女性の世界の話かと思いきや最近はジェンダーレスなのだ。勉強になりました。僕はせんけど。

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