80年

きょうはパールハーバー急襲→太平洋戦争開戦、から80年の日だ。僕が今年60歳だから、僕はパールハーバーからわずか20年後にこの世に生まれたことになる。20年といえばあっという間だ。日本は本当にバカな戦争をしたものだと歳を重ねるごとに思う。300万人の人命を失ったことはもちろん、全国津々浦々空襲で町を焼かれ街並みや暮らしという大事な文化も失った。もし戦争なかりせば、日本はもっと魅力的な町々が残っていただろうと思う。しかし戦争があったおかげで軍が解体した。A級戦犯の合祀が国際問題になるが、戦争犯罪人を特定し裁き責任を明らかにすべきは国民のほうだ。いったい誰がこんな亡国の戦争を始めたのか。「それは僕です」という人は絶対に出てこない。むしろ、後から「俺は実は反対だった」とか「自分一人のお力ではどうしようもなかった」とかの台詞のオンパレードだ。事実そうなのだろう。80年もたつが日本人の基本的なところはたぶん80年前も今もそう変わらないのではと思う。強い同調性社会。空気を読み、空気に巻かれ、なんなら空気を先読みして、空気をつくる。その文化がいまも健在であることはコロナ禍で再確認できた。後講釈を垂れる賢い人はたくさんいるが、なにせ自分で考えを持ち発言することはある種ご法度のように教育されてきたので、そのときは誰も止めない、止められない。戦後は軍が解体され、パックスアメリカーナの下で日本は四半世紀も戦争なき時代を享受できたけど、その前提が崩れるこれからは、また同じことが起きるのだろうか。

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