巨大噴火

南太平洋・トンガ近くの火山が昨日巨大噴火を起し、その余波で環太平洋の沿岸一帯に津波が押し寄せた。たったひとつの海底火山の噴火で地球の半分の海がちゃっぷんちゃっぷん状態になってしまった。噴煙は半径250キロ四方に及び、爆音が2000キロ以上離れたところで聞こえたという。ものすごいスケールだ。火山爆発指数(VEI)が6相当の可能性があるという。火山爆発指数?早速調べてみた。 Wikiによれば噴出量で区分される指数らしく、「6」は10キロ立方メートル以上の噴出物を伴う噴火で「並外れて巨大」とある。30年前の雲仙普賢岳や10年前の新燃岳は「3」。桜島の大正の大噴火や明治期の磐梯山の大噴火は「4」。富士山の宝永の大噴火が「5」だそうで、「6」というのがいかに途方もない噴火なのかがわかる。ちなみに9万年前の「阿蘇4」といわれる九州中を火砕流が覆った阿蘇大噴火は「7」。今回のトンガの噴火はとにかく巨大スケールなので、津波も心配だが、その余波が大変だえろうと容易に推測できる。記憶に新しい海を漂う軽石もすごいスケールだろう。豪州、NZは大変だ。異常気象も心配だ。毎年弩級の世紀末的なことが起きるなぁ…

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