不条理満載

東京から次男が帰省してきた。28日から1泊2日でJRでどこかに出かけるというので、きっぷは事前に購入しておいたほうがいいという話になった。当日スイカでピッっといけないのかと聞くので、そんなものはこの辺の田舎の駅にはないと答えた。その日にクレジットカードできっぷ買えばいいじゃん、と言うので、最寄りの駅はクレカに対応していないと答えた。そんな駅がいまどきあるのかと言いだすので、残念ながらあるのだと答えるしかない。じゃ、しょうがねぇとクレカの取り扱いのある駅まで行ってきっぷを買おうとしたら、14時半から15時まで駅員は休憩中です、と窓口が塞がっていた。田舎の常識になるだけ合わせてきたつもりだったが、この駅員休憩中の表示はさすがに「二度見」した。結局30分待つ羽目になった。ことほど左様にJR九州は誤解を恐れずにいうと「やる気がない」。今年の3月に発出されたアナウンスメントでは九州管内で29駅が新たに無人化、48 駅のきっぷの販売窓口が廃止、県庁所在地駅等エリアの中核を担う駅ではきっぷの販売窓口を7:00~ 21:00で扱うが、その他は中核でない駅では午前中とかせいぜい15時まで。しかも多くの駅でIC/スイカは使えない。ほんとにひどいと思うには、インターネットで予約したきっぷの発券機がないこと。この辺だと肥後大津までいかないと発券できない。省力化はわかるにしても機械化もしない。そんなので公共交通機関と呼べるのか。ICきっぷもインターネット予約も事業として自分らで始めたことではないか。だったらちゃんとユニバーサルサービスでやってくれ。駅でできないなら最低でも電車でIC読み取ってくれよ。全く知恵も気力もないJR九州。今年は鉄道150年。地方では新幹線以外は鉄道の役目はほんと終わりつつあると実感するきょうこのごろ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です