ウエッブ・マーケティング

この言葉を聞かない日はないが、実際にやっている人はどれだけいるか。かくいう僕もまだまだ耳学問の素人の類だ。えらそなことを語る資格はない。1年半前、開業とともに開設した自分の会社のホームページ。Googleアナリティクスを使うと月間250くらいのユニークユーザーが閲覧してくれている。世の中的には完全無名の僕の、何の宣伝もしていないホームページ。250って、「たった」250とも呼びたい人は呼べばいいが、僕にとっては250「も」だ。来訪者の8割方は自然検索。その検索のきっかけはこの毎日アップしているブログだった。ブログを毎日書くって当然ネタがない日が（多々）あってそんなときは世の中で話題になっているネタに逃避するのだが、そこで取り上げたキーワードが結構検索にひっかかるみたい。ブログで一番集客になっているのは2021年の11月に書いた「島宇宙」という題のブログ。きっと多くの人の関心を呼んでいる言葉なんだと思う。このブログがずっとニューユーザーを呼び込んでくれている。その意味でブログはアセットなんだとつくづく学んだ。ことほど左様にホームページのトップページだけが入口ではなく、検索全盛のいまという時代、大事なのは検索されるテーマについてちゃんと情報を発信することだ、と、図らずもこのブログ体験から学んだ。その問題について深く知り正しい情報、求められていることを広く深く鋭い情報を発信すればするほど検索にひっかかるチャンスは増える。その町、その地域に縛られることなく、日本全国、いや、世界の誰かとつながることができる。やっぱ、いい時代になったんだなぁと思う。このことこそ、人口も人流も減り続ける地方で頑張る小規模中小事業者さんにとっては福音であるように思う。足らないのは知識と経験と覚悟と努力。一歩を踏み出すかどうかだと思う。